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武田雅俊前理事長がWFSBP President Electに選任されました
2013年6月に京都で開催された10th World Congress of Biological Psychiatryは盛会のうちに終了いたしました。この世界会議は2年に1度World Federation of Societies of Biological Psychiatry（WFSBP）によって主催され、WFSBP運営のための収益を確保するために重要な会議となっています。WFSBPはPresidentを中心とする選挙によって選出された6人のExecutive Committee（EC）が実質的な運営を行います。日本からは、神庭重信先生（九州大学）、尾崎紀夫先生（名古屋大学）、私とこれまで3期12年にわたり、ECに構成員を送りWFSBPの運営に従事してきました。今回、京都でのWFSBP総会において、本学会前理事長の大阪大学、武田雅俊教授がWFSBPのPresident Electに選出されました。武田先生は2015年から4年間、WFSBPのPresidentとして世界の生物学的精神医学をリードしていかれることになります。WFSBPのPresidentが日本から選出されたのは初めてですが、欧米以外の国からの選出も初となります。日本の生物学的精神医学の発展のみならず、発展途上国やアジア諸国の本領域の発展への貢献も期待されています。
横浜市立大学 平安良雄（前WFSBP, Associate Secretary Treasurer）
