投稿規定
日本生物学的精神医学会誌 投稿規定
(2020年5月より実施)
編集方針:本誌は生物学的精神医学とその関連領域(神経解剖学・神経生理学・神経化学・神経病理学・神経薬理学・分子生物学・神経心理学・行動科学・情報科学など)を包括し,脳と精神機能に関する生物学的研究を推進することを主眼とします。また,臨床精神医学との関わりを常に重視したいと考えます。
編集論文の種類と文字数規定
上記領域に関するもので,以下に掲げる欄の投稿を受け付けます。ただし,未発表のものに限ります。なお,ヒトを対象にした研究に関しては,文部科学省,厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」,あるいは文部科学省,厚生労働省,経済産業省による「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」に則った倫理的配慮に留意し,倫理委員会の承認を得た旨を論文中に明記して下さい。症例報告においては,個人情報の保護に配慮し,原則として本人の同意を得ておく必要があります。また,動物を対象とする研究に関しては,所属機関の動物実験委員会等の規定に従い,動物に不必要な苦痛を与えないように配慮したことを明記して下さい。
- 研究報告/ Research Report 12,000文字以内(文献 20 本以内,図表含む)(組上り約 6 頁)
- 短報/ Short Communication 6,400文字以内(文献 10 本以内,図表含む)(組上り約 3 頁)
- 総説/ Review Article 20,000文字以内(図表含む)(組上がり 10 頁)/ Mini Review 14,000文字以内(図表含む)(組上り約 7 頁)
- 症例報告/ Case Report 6,400文字以内(文献 10 本以内,図表含む)(組上り約 3 頁)
- 討論の広場/ Communication Plaza 6,400文字以内(図表含む)(組上り約 3 頁)
- Letters to the editor 1,600文字以内(組上り 1 頁)
1 )図表は,規定枚数内で必要と思われるものを厳選して下さい。
2 )図表・写真については、1点400文字として換算して下さい。図(写真)・表の説明文は邦文とし,別に一括して下さい。
3 )抄録,文献,図表および図表の説明文は原稿文字数に含みますが,表紙(論文表題,著者名,所属機関名),さらにそれぞれの英文表記と英文key wordsは含みません。
執筆要項
- Key words: 全 て の 論 文 に 5 〜 7 個 の 英 語 の keyword を付して下さい。
- 抄録: 研 究 報 告 に は 400 字 以 内 の 邦 文 抄 録 と400words 以内の英文抄録を付して下さい。研究報告以外の論文には 200 字以内の邦文抄録と 200words以内の英文抄録を付して下さい。
- 表紙:原稿の 1 枚目に,論文表題,著者名,所属機関名〔宛名〕を記し,さらにそれぞれの英文表記とkey words を記して下さい。
- 原稿は,文体,用語を統一し,原則として明朝体で,A4サイズの用紙に1 枚あたり1600 字程度でレイアウトして下さい。英文抄録は,ダブルスペースで印字してください。
- 用語:原則として当用漢字を用い,新かなづかいに従い,学術用語は日本医学会医学用語委員会編『医学用語辞典』や各学会が定める「用語集」に準拠して下さい。固有名詞,人名,薬品名・化学物質名は,慣用的に使用されているもの以外は原則として原語表記として下さい。なお,その他の一般外来語・術語は,なるべく邦語(カタカナ)を用いて下さい。略語は必要最低限にとどめ,初出時にスペルアウトしたうえで略語を( )内に記載して下さい。本文中の欧文は,固有名詞・人名の頭文字・略語とドイツ語の名詞以外は,文頭・文中のいかんにかかわらず,すべて小文字を用いて下さい。
利益相反
日本生物学的精神医学会の「研究の利益相反(COI)に関する指針」(平成 29 年 9 月 27 日制定)に則って投稿してください。
申告対象となる COI 状態がない場合は,「No potential conflicts of interest were disclosed.」「 開示すべき利益相反は存在しない。」などの文言を,論文末尾に記載して下さい。
開示すべき COI 状態がある場合は,対象となる利益相反を論文末尾に記載し,規程の COI 申告書を提出してください。
文献の記載法
文献は引用文献に限ります。本文中の引用箇所には肩番号を付して下さい。
- 記載の順番は,著者名のアルファベット順(同一著者が並ぶ場合は発表順)として下さい。
- 著者名は,3 名までは記載し,以後を「et al」「他」として下さい。
- first name,middle name などのイニシャルの後の省略記号( .)は省きます。その他,原則として雑誌名や Vol., No., pp., ed., Abst., Suppl. などに付随する省略 記号も同様に省いて下さい。
- 抄録の引用は表題の後に(会),欧文発表の場合は(Abst)と記載して下さい。
- 邦文雑誌は省略は用いず正式名称を記載し,欧文雑誌の省略は Index Medicus に準拠して下さい。(欧文は必ずタイプして下さい)
- 文献の記載様式は以下の通りですが,具体的には〔記載例〕にならって下さい。 雑誌の場合:著者名(発刊年度)論文題名;サブタイトル.雑誌名,巻数:初頁 – 終頁.単行本中の論文の場合:著者名(発刊年度)論文題名;サブタイトル.書名(編者名).発行所,初頁 – 終頁.
〔記載例〕
1 ) Lewis PD, Patel AJ, Johnson AL, et al(1976)Effect of thyroid deficiency on cell acquisition in the postnatal rat brain;A quantitative histological study. Brain Res, 104:49-62.
2 ) Aghajanian GK and Wang RY(1978)Physiology and pharmacology of central serotonergic neurons. In:Psychopharmacology;A Generation of Progress(eds Lipton MA, DiMascio A and Killam KF). Raven Pr, pp171-184.
3 ) Kemp JA, Priestley T and Woodruff GN(1986)MK801;A novel, orally active anticonvulsant is a potent, non-competitive N-methyl-D-aspartate receptor antagonist. Br J Pharmacol Proc(Suppl)89:535.
4 )高木健太郎,長谷川換,松本良二(1952)皮膚圧迫の筋緊張に及ぼす影響;第 2 報.脳と神経,4:279-282.
5 )祖父江逸郎,小長谷正明(1978)脊髄小脳変性症の運動失調に対する TRH 投与の影響;連続長期投与の効果(会).日本内科学会雑誌,67:118.
6 )内村英幸,平野 誠,松本 孝,他(1988)TRHとドーパミン.精神疾患の生物学的研究(稲永和豊 / 編).医学書院,pp171-188.
論文の採否
投稿論文の採否は編集委員会にて決定されます。採否の結果は委員会の審査後すみやかに電子メールで通知致しますが,いったん投稿された原稿は,いかなる場合も返却できませんのでご了承下さい。
著者校正
著者校正は 1 回とし,指定日までに返送されない際は編集委員会の責任校了と致します。なお,校正にあたり,文章や数値の付加・変更は原則として認められません。
原稿送付先
原稿を新興医学出版社『日本生物学的精神医学会誌』編集部に電子メールで送付してください。また、件名を「日本生物学的精神医学会誌 新規論文投稿(所属・責任著者の氏名)」と記載してください。e-mail: edit@shinkoh-igaku.jp
お願い
編集委員会の審査結果により,原稿に訂正が必要となることがあります。その際にはコメントのみご送付いたしますので,論文の修正とコメントに対する返答を再度お送りいただくことになります。また,著者校正の際にもゲラ刷のみご送付いたしますのでお手元のお原稿の控にてご校正願います。
*学会や研究会などの「案内」を無料で掲載致しますのでお問い合わせ下さい。
- Communication Plaza:本誌は,広範な視点を与えることのできる情報交換の “ 広場 ” を設けることをその目的の1 つとしています。それは,優れた研究報告や最近のトピックスなどの情報の先取りだけにとどまらず,それらについて互いに討論し,さらにその成果を深めることを目指したものです。このコーナーでは,掲載論文に対する積極的な意見を求めます。生物学的精神医学に携わる人々からの賛同や意見などによって,さらに示唆に富んだ誌面にしたいと考えております。Communication Plaza とは,まさしく研究者・臨床家の “ 広場 ” ということになります。
- Mini Review:英文雑誌に掲載された原著論文などの内容を短いレビューとして日本語でご紹介いただくコーナーです。また,比較的限られた領域でのトピックスなどを簡単にまとめて投稿していただくことでも結構です。特に,若手研究者のご利用をお奨めいたします。なお,Review Article と同様に編集委員会での査読があります。
著作権について
近年,複写機やインターネットの普及によって,著作物の無断複製が頻繁に行われています。無断複製等を防ぐために,執筆の先生方と日本生物学的精神医学会との間で以下のお約束をお願いいたしたく存じます。
- 本誌に掲載する著作物の複製権・翻訳権・上映権・譲渡権・公衆送信権(送信可能化権を含む)は,日本生物学的精神医学会に譲渡されたものとします。
- したがって,前項の諸権利の許諾は日本生物学的精神医学会が行います。なお,前項については,著者自身の使用を拘束するものではありません。
二重投稿に関する注意
「日本生物学的精神医学会誌」編集委員会は,以前に出版された,または現在投稿中の論文(以下,既投稿論文)と比較して,以下の全ての項目に該当する論文は,発表言語にかかわらず,二重投稿とみなす。
- 対象が基本的に同じであること
- 方法が同じであること
- 結果・考察に新しいものがないこと
本誌への二重投稿は,以下の全ての項目に該当する場合に限り認める。
- 既投稿論文が他言語で書かれていること
- 既投稿誌の chief editor の許可を受けていること
- 本誌投稿論文中に,既投稿論文の内容であることが明記されていること
「日本生物学的精神医学会誌」は,上記の基準を満たす場合以外,二重投稿を受け付けない。
なお,本誌への既投稿論文の内容を,他言語で他誌に投稿しようとする場合は,国際規約 (Acceptable Secondary Publication, N Engl J Med 336:309, 1997) に則り,両誌の chief editor の許可を受けると共に,当該論文に,本誌の既投稿論文の内容であることを明記しなければならない。
以上の注意を踏まえ,二重投稿でない論文については,二重投稿でない旨の誓約書に筆頭著者が署名の上,投稿時に提出すること。既投稿論文の内容の二重投稿である場合には,その旨をカバーレターに記載すると共に,他言語版を既投稿した他誌の chief editor からの許可の手紙を添付すること。
なお,二重投稿でないとして投稿された論文の掲載後に,二重投稿であったことが判明した場合は,その論文の撤回の旨を「日本生物学的精神医学会誌」誌上に掲載する。
日本生物学的精神医学会
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