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日本生物学的精神医学会誌　Vol.32, No.2, 2021

巻頭言

• 巻頭言：生物学的精神医学と神経科学
  加藤　忠史

特集１：精神疾患の網羅的ゲノム解析〜課題と展望

1. 精神疾患のエピジェネティクス研究〜双極性障害死後脳の DNA メチル化解析から
   岩本　和也，文東　美紀，加藤　忠史
2. 東北メディカル・メガバンク計画における大規模ゲノム・オミックス解析と疾患発症リスク予測
   梅影　　創，清水　厚志

特集2：精神科領域の個別化医療の実現可能性とバイオバンキングの活用

1. 個別化医療に資するバイオバンクの構築とその活用─精神科領域における可能性
   峯岸　直子
2. 精神科領域の個別化医療の実現可能性とバイオバンクの活用
   高山　　順，田宮　　元
3. ゲノム情報を利用した精神疾患の個別化医療
   池田　匡志
4. 多施設共同研究とゲノム情報の集約により精神疾患の病態解明から根本的治療薬開発へ
   加藤　秀一，尾崎　紀夫
5. 東北メディカル・メガバンク事業で集積している精神医学関連情報と個別化精神医療技術開発への応用の可能性
   富田　博秋

わたしの研究

• 自殺のゲノム研究に邁進する日々
  大塚　郁夫（コロンビア大学精神科／神戸大学大学院医学研究科精神医学分野）

Mini Review

• 血清中の恒常的 IL︲17A 過剰は海馬歯状回のミクログリア活性に 影響を及ぼす─精神・神経系疾患への関与の可能性
  佐々木　哲也，武井　陽介